【大阪市】固定資産税は何年で下がる?

固定資産税とは所有する土地と建物に課せられる地方税で、その評価額は原則3年に一度見直されます。
毎年4~5月に納付書が郵送されて、一括または4期までの4回に分けて納付しなくてはなりません。
一括または1期目の納付期限は4月末までの為、不動産を所有されている方はお支払いされた頃ではないでしょうか?
また、毎年払っているけれど今後金額は下がるのか疑問に思ったこともあると思います。
今回はその固定資産税はだいたい何年ぐらいで下がるのか詳しく解説したいと思います。
目次
●固定資産税
固定資産税は戸建住宅の場合は土地も所有していれば土地と建物、
マンションでは専有部分の建物とマンション全体の敷地のうち戸数や専有面積で割った土地持分に対する土地と建物に課せられます。
しかし、今回ご紹介する築年数によって下がる固定資産税は建物(家屋)にかかる固定資産税のみです。
土地は建物と違い築年数によって劣化することがないため、土地部分に関する固定資産税については築年数の影響はなく、周辺の地価に応じて上下します。
例えば、近隣に駅ができるなどして地価が上昇すれば土地の固定資産税も上がりますし、反対に地価が下がれば固定資産税も下がります。
築年数によって固定資産税の下がる割合は総務大臣によって定められており、総務省が告知する情報で確認することが可能です。
●木造建物(W造)
戸建住宅に多い、木造建物の場合は新築時から15~35年で徐々に20%ほど下がると言われています。
更に築年数が経過し建物の価値がほとんどなくなっても、それ以上は下がらず、固定資産税が0になることはありません。
●鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
マンションの構造によく見られる鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)の場合は60年かけて徐々に下がります。
SRCも木造と同じく約20%までです。
●鉄骨造(S造)
鉄骨造の住宅の固定資産税は、20~40年をかけて新築時の20%まで下がります。
●まとめ
固定資産税は土地と建物にかかる税金ですが、築年数の経過によって下がるのは建物(家屋)部分の固定資産税のみです。
土地の固定資産税は周辺の地価によって増減します。
建物(家屋)部分の固定資産税は建物の構造によって変わりますが、15年~60年かけて約20%下がって行き、それ以上は下がりません。
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