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【大阪市】『任意売却』住宅ローンの返済が難しい場合

任意売却とは

住宅ローン等で購入した不動産には、「抵当権」がつけられています。つまり、住宅ローンが支払えなくなると、金融機関は不動産を差し押さえ、競売にかける権利を持っているのです。

しかし、競売にかけられてしまうと不動産の価格は市場価格より大幅に下落する傾向にあります。その点、任意売却であれば、市場価格に近い価格で不動産を売却することが可能です。

競売にかけられる前に「任意売却」という選択肢

購入時には無理なく支払えるはずだった住宅ローンも、生活の変化や収入によって返済が難しくなってしまうこともあるかもしれません。返済が滞ってしまうと、状況によっては不動産が競売にかけられてしまう可能性が出てきます。

競売物件は、裁判所やインターネット等で物件を広く公表しており、近所の方や知人に知られてしまうこともあります。
 また、競売になると、一般的に不動産の価格は市場価格より低下する傾向にあります。しかし、競売にかけられる前に任意売却を利用すれば、市場価格に近い価格で不動産を売却することが可能なのです。
 近年では住宅ローンの返済期間が30年以上の方が多く、現在お住まいの家を売却しても、住宅ローンが完済出来ないことが多くなっております。任意売却では、債権者である金融機関と相談し、一般の売却方法で住宅を売却、売却額の幾らを返済に充当し、残りのローンをどう返済していくかを交渉します。
より高く売却することができ、当面の生活費の工面や引っ越し費用、引き渡し時期、残債の返済方法も交渉が可能です。金融機関にとっても、より多くの債権回収が期待出来ることもあって、双方にメリットがあります。
 ホームカラーズでは任意売却についてのご相談も受けしております。

競売にかけられる前に、お早めにご相談下さい。

任意売却が可能な期間

任意売却はいつでもできるわけではありません。ローンの滞納期間が一定以上続くと任意売却はできなくなってしまいますので、売却が可能な期間に手続きを行いましょう。

【任意売却可能】

●滞納前    :住宅ローンの支払いが厳しくなってきます。

●滞納3ヶ月以内:金融機関から督促状が届きます。

●滞納4ヶ月以内:競売開始の通知が届いてしまいます。

●滞納5ヶ月~ :競売の準備がはじまってしまいます。

【任意売却不可】

●それ以降   :競売が開始され、立ち退きとなります。

競売と任意売却の比較

売却価格

●競売

安い場合は市場価格から5割ほども安く設定されてしまうことがあります。

●任意売却

市場価格に近い価格で売却することが可能です。

残債の返済方法

●競売

返済方法についての交渉は一切できません。

●任意売却

売却後の返済について債権者と交渉できます。

売却時の代金

●競売

売却後の代金はすべて返済にあてられて手元には残りません。

●任意売却

引っ越し費用を含めた資金を残せる可能性があります。

周りの人に知られる可能性

●競売

裁判所の調査や新聞への競売情報掲載によって知られる可能性があるでしょう。

●任意売却

一般的な不動産売買と同じ条件になるため、知られてしまう恐れはほとんどありません。

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