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【大阪市】マンション購入時、気になる駐車場

マンション購入の際、車をお持ちの方にとっては駐車場の形態や料金もマンション選びの基準になると思います。今回はマンションの駐車場の種類や契約形態など詳しく解説したいと思います。

目次

●マンション駐車場の種類

◆平置き駐車場

整備された土地の割り当てられたスペースに車を駐車する駐車場です。広いスペースが必要なため、郊外のマンションに多く都心部ではほとんど見かけません。

メリットは車の出し入れがしやすく、機械式や自走式に比べ維持費が安く済むことです。

一方、デメリットは駐車場自体が広いため駐車スペースからマンション入り口までに距離があり、重い荷物がある時や足が不自由な方など歩くのが困難な場合は大変になります。

◆機械式立体駐車場

機械によって車を収納スペースまで運ぶ駐車場です。

メリットは狭い土地に多くの車を駐車することができることですが、出勤時や帰宅時間など利用が集中すると待ち時間が長くなってしまうことや、機械の不具合で車両の出し入れができなくなることがデメリットになります。

また、その他の駐車場に比べて車を運ぶ機械の関係から駐車可能な車のサイズが限られる場合があります。

◆自走式立体駐車場

マンションとは別棟または付属的に作られた立体の駐車場のことを言います。ショッピングモールなどによくある駐車場で、名前の通り車を自分で走らせ決められたスペースに駐車します。

この駐車場のメリットは平面式と同じく駐車がしやすいことと、機械式のように入出庫に待ち時間もなく屋上でなければ屋根があるため車が汚れにくい点です。

デメリットはマンション入り口までの距離と屋上の場合は屋根がなく車が雨風にさらされる事です。

●駐車場の契約形態

◆賃貸借契約

エントランスやエレベーターなどと同じく、駐車場も所有者全員の共用設備となっている場合、駐車場を利用したい人は駐車場賃貸借契約や駐車場利用契約を締結します。

その後、管理組合に管理費などと共に月極で決められた駐車料金を支払うことになります。

◆分譲(所有権)

マンションの居室のように駐車場も所有権を有する契約形態です。

所有しているマンションの専有部分に付随している場合や、まったく別で登記されているケースもあります。

月々の使用料はありませんが、代わりに駐車場区画の購入代金、固定資産税、登記費用、などを払う必要があります。

●マンションの駐車場、よくあるトラブルは?






◆無断駐車

駐車場の通路やマンションのエントランスに無断駐車しているケースでは、通行の邪魔になったり、他の車が駐車する際の妨げになったりなどのトラブルが考えられます。

また、自分が契約しているスペースに他の車が無断で駐車している場合は、誰かが勘違いして停めている可能性もあります。
まずは、管理人(管理会社)に相談して対処してもらうようにしましょう。

◆敷地内での対人・対物事故

敷地内でも車同士の接触、その他駐車場の壁、駐車ポールなどにぶつける対物事故や、人とぶつかってしまう事故は起こる可能性があります。

マンション内だからと言って気が緩むことがないよう、徐行運転で安全に気を配るようにしましょう。

また、小さい子供が勢いよくドアを開けて隣の車を傷つけてしまうこともよくあります。

事故が発生してしまった時は速やかに管理人(管理会社)へ連絡し、落ち着いて行動しましょう。

◆機械式駐車場の水没トラブル

近年、頻繁に起きている局地的な豪雨などにより、想定以上の大雨で排水が追い付かず、機械式駐車場が水没してしまうトラブルが起こっています。

地下に駐車スペースがある場合、被害はより大きくなりますが、地上に駐車するタイプでも車を移動する機械が水没してしまえば動かなくなる可能性もあります。

大雨以外でも水害が想定される地域のマンションでは機械式駐車場のトラブルに備えることができる保険に加入するなどの対策をしておいた方がよいでしょう。

◆侵入等

マンション敷地内の駐車場は出入口ゲートの設置や防犯カメラなど管理費からセキュリティ対策が取られているところがほとんどです。

そのため、敷地に誰が入っても不思議ではない、マンション外部の駐車場を契約するよりも防犯上安心だと言えるでしょう。

●まとめ

車の出し入れが混み合う時間に駐車場を利用しない人や、車の使用頻度が低い人は駐車場の利便性はそれほど気にする必要がないとも言えます。

しかし、通勤などで日常的に車を利用する人にとって、マンション駐車場の使い勝手は生活の質を左右するものと言えるでしょう。

そのような人にとって駐車場から車が出せない事態になることは大きなデメリットです。

できれば、そのようなリスクの少ない自走式か平置き駐車場があるマンションをおすすめします。

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