【大阪市】新築・築浅物件を高値で売却する方法

購入してすぐの新築物件を売らなければいけない場合の注意点や、新築物件を損せず売却する流れを知りたいとお考えではありませんか?
日本では「中古」よりも「新築」が人気ですが、1日でも誰かが住めば、「新築」と表記できず、「築浅」や「中古」となって、その価値は1割ほども落ちてしまうといわれています。
しかし、ほとんど住んでいなければ設備や内装は新築とほぼ変わらず、売主の本音としてはできるだけ「新築」に近い価格で売りたいところです。
いくつかの注意点に気を付ければ「新築」でなくてもそれに近い価格で売却できる可能性は多いにあります。
基本の知識を学んで高値の売却を目指しましょう。
1.「新築物件」とは「完成後1年未満・未入居」だけ
売却時に「新築」と記載できるのは、【住宅の品質確保の促進等に関する法律】によると、「建物完成後1年未満かつ、未入居である物件」のみで建物完成後1年未満であっても、1日でも居住すると、売り出す際「新築」と表記できません。
また、未入居でも、築後1年を経過すると「新築」ではなく「築浅」扱いとなります。
2.「築浅物件(築5年以内)」は高値で売れる可能性が高い
国土交通省の査定データによると築15年の中古マンションでは、資産価値は約65%程度にまで落ちてしまいますが、築5年以内では80%以上の価値が維持されています。
また、実際の不動産市場でも人気が高く、築古物件が多い中古不動産市場では、有利だと考えられるでしょう。
3.新築・築浅物件をより高く売却する方法
誰でも所有不動産をより高値で売りたいと考えると思います。
「もっと高く売れたのに・・・」と後で後悔しない為にも次のポイントに注意しましょう。
●未入居のまま売る
新築物件を売却する場合、一旦住みながら売る準備をするのではなく、未入居のままでの売却を検討するのが良いでしょう。
上記でも述べましたが、一度住んでしまったり、築1年以上になると「新築」ではなく「築浅か中古」扱いになります。
●できるだけ早いうちに売る
戸建てでもマンションでも、築年数が浅いに越したことはありません。
既に住んでいる場合も、早めに決断してできるだけ早急に売り出しましょう。
●内覧時の見栄えにこだわる
購入検討者は、ほぼ必ず内覧に来ます。
その時の印象が購入の決め手になるので、少しでも良い印象を持ってもらえるように演出しましょう。
その物件に居住しながら売りに出す場合は、内覧時にはできるだけ生活感を出さないように努力してみましょう。
●付帯設備は残した方がいい場合も
物件の窓のサイズに合ったカーテンなど新調すると費用と時間もかかります。
また、部屋数が多いと各部屋にクーラーや照明をつけるのも費用がかかるため、残しておいてほしいと希望される方も多くいます。
●スケジュールは余裕を持って
急ぎの事情で早く売却したい場合でも、あまり時間がないと値引きをせざるを得ない状況になるかもしれません。
一般的に、物件の売却には約3ヶ月かかると言われていますので焦って安売りしてしまうのを防ぐためにも、そのくらいの期間は余裕を持って準備をしておきましょう。
●売却時期を考える
物件が売れやすい時期は3月と9月と言われています。
売却までには約3ヵ月かかりますので、その時期に合わせて売却することができると理想です。
ただし新築の場合は、価値が下落してしまう前に早く売却活動を開始しましょう。
●自分でもだいたいの相場を調べておく
相場より大幅に安く売って損しない為にも、所有物件の相場がどのくらいなのか、事前に調べておきましょう。
●査定依頼は複数社でする
売却を依頼する不動産会社を失敗しない為にも、1社だけでなく複数社へ査定を依頼して、自分に合った会社を選ぶようにしましょう。
◆査定額の根拠を明確に説明できる
◆売却物件地域での売買実績が多い
◆売却物件の種別(戸建・マンション)の売買実績が豊富
その中から上記を考慮して選ぶとよいでしょう。